膠原病と健康生活

ステロイド服用しつつ健康についてのあれこれ

現在服用中の薬

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今飲んでいる薬は以下です。

  • プレドニゾロン  6mg    (朝)
  • バイアスピリン錠100mg     (朝)
  • ネキシウムカプセル20mg    (朝)
  • バクタ配合錠          (朝)
  • カンデサルタン錠2mg「あすか」 (朝)
  • マグミット錠330mg       (1日3回)
  • ボンビバ100          (月1回)

今月からプレドニンは6mgになりました~。結構漸減のペースは速かったです。先生は5mgを目指してと言ってるけど、もっと減らしてゼロにしたい!!

目次

 プレドニゾロン

「炎症やアレルギーを抑える副腎皮質ホルモン剤

いわゆるステロイド剤。副作用は、易感染性、胃潰瘍骨粗鬆症、糖尿病、高血圧、高脂血症白内障緑内障、中心性肥満、ざ瘡(にきび)、不眠、うつ病等、、、、と、とにかく副作用がすごい。

併用している他の薬は、ほぼ全部、このステロイドの副作用予防の薬です。ステロイドの副作用はいろいろあるので、また別の記事でくわしく書きたいと思います。

治療としては、体重あたり1mg/kgの内服で始めて、症状をみながら漸減(ざんげん)していきます。私の場合、60mg(体重がばれる、、、)から始めて、今は6mgまで減薬しました。

感染症にかかりやすいなどの理由で、大量の服用は入院しての治療になります。私の入院してた病院では、「決まりはないけど、30mgが退院してもよい目安」と言ってたけど、私は20mgになるところで退院しました。

治療開始時に病状説明の紙をもらって、そこにはステロイドの副作用がさらっと書いてありました。でも、先生からの治療の説明では副作用はとくに触れてなかった気がするなー。通常はちゃんと説明があるみたいです。

先生から説明があったのは、「治療はステロイドで行う、少しずつ減らしていくが、ゼロにできない」という話。

後でネットで調べて、結構やばい副作用が多いのにびびって、その後ずーっとひたすらネットで調べては、気になることは先生に質問したりしてました。

それと、学会の 診療ガイドラインをみてたら、私の病気の場合も「漸減していって、最終的にはゼロになる」とあったので、ゼロにできないのかも先生に聞いてみました。先生の回答は、ガイドラインにはそうあるけど、再発が多く、様子みて調整していくけど、ゼロにできないことが多いってことみたいでした。再発が心配なので、あまりゼロにはしたくないのかな。あまりはっきりは答えてくれなかったです。

でも、なんとかゼロにしたい。5mgまで漸減できたらまた先生に聞いてみたいです。

バイアスピリン

「血液が固まるのを抑える血栓(血液の固まり)ができるのを防ぐ、川崎病における血管の炎症や血栓を抑える薬」

今の病気そのものだけでなく、治療によっても血液が固まりやすくなることもあるため併用するとのこと。最初処方された時は、血液さらさらになるのはいいんじゃないかと軽く受けとめたけど、この薬もまた結構問題ありのようで、、、

血液固まりくいので、抜歯とか手術前には服用停止が必要。なので、緊急手術とかは結構難しいことになる。ちょっとぶつけただけでも内出血したりして治りにくい。

とくに怖いのが、頭をぶつけた時、ちょっとぶつけただけと本人は思っても、実は脳内出血してて、数日後に意識不明になったりすることがあるらしい。

この薬の服用始めた時、先生が「血液が固まりにくいので、転んだり、ぶつけたりしないでくださいね」「結構転んだりするので」と繰り返し言うので、「えー、転んだらだめですか~」って、半分冗談っぽく大げさだな~と思って返してたけど、後でネットで調べたら結構重大な事だったのね。

それと、薬局でできる簡易の血液検査をしたい思って薬局行ったら、バイアスピリン飲んでいると薬局では検査できないと言われてしまいました。血が止まりにくいので、血が止まらなった場合の対応が薬局ではできないから、とのことでした。通院まで1か月あるので、食事管理の状況確認として、途中の2週間で、血糖値とコレステロール値を確認したかったんだけどなー。ちょっと不便。

あと、包丁で手をちょっと切ってしまった時とか、確かに血が止まりにくいような気がします。いままでなら何もせずに放置してもすぐ止まったような傷でもなかなか血が止まらなかったりします。

ちょっとぶつけたり、切ってしまうなんで日常的によくあるのでちょっと心配。それに、事故とかあって緊急手術とかなった時も困りそうだし、、、

プレドニン減ってもずっと残るのかな、、、いつか止めたいです。

ネキシウムカプセル

胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃酸の逆流による食道炎を改善する、他の薬を併用してヘリコバクター・ピロリの除菌に用いる薬」

胃腸薬としては、以下の3つのタイプがあるそうです。

ネキシウムはPPIプロトンポンプ インヒビター)の薬で、「胃酸分泌の最終過程であるプロトンポンプに作用し、胃酸分泌を抑制」する作用があるそうです。また、逆流性食道炎の治療にも使われるとのことです。

これもそれなりに副作用はあるみたいだけど、自分の場合はとくに気になる症状はでてないし、それほど気にはしてないです。

ただ、「プロトンポンプ阻害薬PPI)の使用は、βアミロイド貯留が見られ認知症のリスクが高まる」、みたいな記事があって、最近物忘れひどくて認知症を恐れている私としては、それが結構気になったりします。

バクタ配合錠

「細菌による感染症を治療する抗菌薬」
「ニューモシスチス肺炎の予防に有効」

ステロイドの大量服用時は感染症にかかりやすいためにこれを服用するとのこと。

カンデサルタン錠 「あすか」

「血圧を下げたり、他の薬と併用して心臓の働きを助ける薬」

私の場合、プレドニンの治療を開始して3週間くらいしたとき、急に血圧が上がってしまいました。それまでは110~120ぐらいだったんですが、ある日突然、検温するたびに上がっていって、130→140→150となり、寝る前に念のためもう一回計ったら160。看護師さんもちょっと焦って、明日先生に相談しましょうってことになりました。

それまで血圧なんて上がったことなかったので、高血圧についての知識が全然なかったもので、明日になって200とかいっちゃったらどうなっちゃうのだろうと、この日は心配で夜寝れなかったです。

というわけで、次の朝、すぐ先生がきて、明日から降圧剤を追加ってことになりました。

最初は高血圧について全然知らなかったため、血圧が上がったことがすごく心配で、降圧剤が処方されて安心したのだけど、そのうち、血圧は高いからってすぐどうこうなるものでもないので、あまり心配しなくていいらしいとわかったら、今度は薬を飲むことのマイナス面のほうが気になって、早くこの薬もやめたいと考えるようになりました。

退院する時には、プレドニンの服用量も減ったこともあり、血圧も110前後みたいな感じで、かなり下がっていたのだけど、先生によると「退院すると、家の食事で塩分増えて、みなさん血圧あがるんですよね~。なのでとりあえず血圧の薬はこのまま続けましょう」ってことで薬は継続になりました。

それを聞いて、塩分ってそんなにてきめんに血圧に影響するのか、、、、と思って、絶対に血圧上げないぞ、薬は止めてやる~って思って、食事管理で塩分もだいぶ気にするようになりました。

プレドニンも順調に減っているし、食事管理もした成果か、退院後の血圧も上がることもなく、退院後1か月で降圧剤も4mg→2mgに減りました。「100以下が続くようなら飲むの止めていいよ」っていわれてますが、なかなか100以下が続くことはないので、ずっと継続して飲んでいます。

ところが、最近、寒くなってきたせいか、上が120~130で、下が90とかになってしまい、このままではまた薬が増えてしまう、、、と心配しているところです。

マグミット錠

「過剰な胃酸を中和する、便通を良くする、尿路結石を予防する」

いわゆる「酸化マグネシウムの便秘薬(緩下剤)」です。ステロイドの副作用もあるし、そうでなくても入院すると大体の女性は便秘になるので、同室の人もなにかしらの便秘薬を飲んでました。検温時の会話も「便がでない、、、」が結構毎回の話題だし。

便秘薬には、主に以下の2つがありますが、
 (a) 便に水分を含ませて便をでやすくするもの
 (b) 腸を刺激して蠕動運動が促さるもの
酸化マグネシウムは(a)で、腸に水分を集め、便に水分を含ませて柔らかくしてくれます。

刺激性のものは毎日使っていると、薬に耐性ができて元の蠕動運動が弱まってしまのでよくないとのことですが、酸化マグネシウムは毎日飲んでも大丈夫とのことです。(多少の副作用はまた別にあるみたいですが)

私の場合、最初は「センノシド」という刺激性の便秘薬をもらっていたのですが、あまり効かなくて、けっこう便秘ぎみだったんですが、途中からマグミットももらうようになったら、だいたい毎日すんなり出るようなりました。

ボンビバ100(月1回)

「骨の代謝を改善し、骨がもろくなるのを予防する」

この薬、服用時の注意事項が多くて怖い。
<服用時の注意>
・起床時にコップ1杯(約180mL)の水で服用。基本的に水以外はだめ。カルシウムやマグネシウムなどの含量の高いミネラルウォーターもだめ。
・服用後、1時間は水以外はとったらダメ。
・口腔咽頭部に潰瘍を生じる可能性があるので、本剤をかんだり、口中で溶かしたりしないこと。
・上体を起こした状態で服用し、服用後60分は横にならないこと。
  →横になったりすると、食道とか胃とかで炎症起こしてしまうのだそうです。動くのは別に構わないとのこと。

さらに、副作用がまた怖いんですよね、、、、

これを服用している時は、抜歯はだめ。抜歯すると顎骨壊死(がっこつえし=あごの骨が壊死(えし)する)ことがあるそうです。なので、歯科を受診する際は、かならず骨粗鬆症の薬を飲んでいることを話すこと、抜歯などする際は、一時的に薬の服用を止めるということが必要だそうです。

通院時に、「歯の治療で削るくらいは大丈夫か?」って先生に聞いたら、ちょっと沈黙があって、「歯科医に相談してみて。必要なら治療の間、薬止めるから」との回答で、歯の治療も怖くなってきてしまった。

ステロイド治療開始したとき、骨量はすごく優良だったんだけど、「予防のために骨粗鬆症の薬を始めましょう」って言われて、その時は「そうなのか~」と軽く聞いていたのだけど、その後、薬剤師さんが来て、薬の飲み方とかか、注意事項を説明してくれて、それ聞いてたら怖くなってきてしまいました。副作用が気になって気になって、その後2日くらいはずっとこの薬のこと調べてました。

そうるすと、歯の治療の問題のほかにも重大な問題があって、、、本来、骨は、骨が壊れる→新しい骨ができる、を繰り返してるわけだけど、この薬は骨が壊れるのを止めてしまうので、骨が再生されなくなって骨が古くなってしまうのだそうです。要するに、骨量は減らないけど、骨の質は悪くなっていくのだそうで、そのため、この薬は数年とかの長期利用はすべきでないと言われているそうです。

そんなわけで、この薬も怖いので早く止めたいと思って、いつまで服用するのか先生に聞いたけど、プレドニンが減っても基本的にこの薬の併用は継続するとのこと(50代なので閉経とかがあるからだそうです)。

うーーん、なんとかこの薬も止めたいです。

今はステロイドの量が多いので予防としてしかたないとして、ステロイドが5mgになった時、骨量が優良だったらこの薬を止めることも考えてくれないかなーと思って、なんとか骨量は保つようにしたいと、これまた食事管理でカルシウムとかしっかりとらねばと考えているしだいです。